どうも、ミズキです。

 

突然ですが、あなたの一番好きな歌って何ですか?

 

まぁいきなり聞かれると一つに絞れなかったりすると思いますが、
私の場合は基本的にその日その日の気分でコロコロ変わったりします。

 

テンション高い時はロック調の熱っ苦しい曲だったり・・・

テンション低い時はバラード調のゆったりした曲だったり・・・

 

こんな感じで一口に好きな曲と言っても多種多様様々なんですが、

 

ただ、その例外として、
唯一どんな時でも聞ける超絶大好きな曲ってのが1曲だけあるんです。

 

それは・・・

 

B’zの「Brotherhood」という曲です。

 

なんというか、この曲だけは好きとかいう次元を超えちゃってるんですよね。

 

もう自分自身の人生のテーマ曲ってくらい、
ホント私にとっては大切な曲なんですよ。

 

というのも、この「Brotherhood」という曲との出会いには、
ある特別な経緯があったからなんです。

あの日の惨劇

・・・さかのぼること10年弱前。

 

そう、忘れもしない2011年3月11日。

 

当時、私は中学3年生になる時期で高校受験の勉強に精を出していました。

 

うろ覚えですが確かあの時は数学の授業中で、
苦手だった図形の問題を解説する先生の授業を聴いてました。

 

ただその時は給食をドカ食いしてた事もあって、
ウトウト睡魔と格闘しながら聴いてたような気がします。

 

(あぁ〜やっと授業終わる〜)

 

そんな感じでようやく授業も終盤に差し掛かった頃・・・

 

・・・そう、14時46分18秒。

 

いきなりギシギシとオンボロの木造校舎が音を立て、
突然の激しい揺れに身を揺すられました。

 

「うわっ!地震だ!」

 

生徒達が一斉に騒ぎ出します。

 

まぁそこは震源地から遠く離れた新潟だったので、
校舎が倒壊するほどの揺れではありませんでしたが、

(確か新潟は震度5くらい)

 

それにしては、あまりにも揺れの時間が長く、
しかも東北から新潟までの距離を考えれば、
震度5でも有り得ないレベルの地震でした。

 

そのため私達はすぐに体育館に避難し、
結局その日は即授業を切り上げて集団下校という形に。

 

そして、家に着くと凄まじい光景をテレビで目の当たりします。

 

家が・・・

車が・・・

建物が・・・

 

全部流されてるんです。

津波に。

 


出典:http://www.asahi.com/special/10005/TKY201209140148.html

 

いやホント中学生ながら目を疑いましたよ。

 

(これCGでしょ!?)

 

実は私自身、2004年の新潟中越地震で被災したこともあって、
ある程度は地震に対してそれなりの耐性が付いていましたが、
テレビ越しでもひしひし伝わってくるんです。

 

そのヤバさが。

 

なんせ私が被災した時はただ震度6強レベルの激しい揺れに襲われただけで、
震度7クラスの地震に関しては全く経験がありませんでしたし、

何より家や車を悠々と押し流す津波なんて、
それまで一度も見た事ありませんでしたから。

 

絶句する家族達。

 

もちろん当時のテレビ番組はすべて地震関連のニュース一色だったので、
残念ながら毎週欠かさず見てたドラえもんやMステは見れませんでした・・・

(不謹慎にも程があるだろ!)

光の絆(Enlighterhood)

そして、震災から3週間後の2011年4月1日。

 

まだまだ東日本大震災のニュースでいっぱいでしたが、
それでも何とか通常のテレビ番組が放送されるレベルにまでは復旧していました。

 

「やっと、やっとドラえもん(Mステ)が見られる!」

 

そんな不謹慎極まりないウキウキ気分でテレビを見ていると、
あるアーティストが目に留まります。

 

そう、B’zです。

 

確かその時はMステのスペシャルライブで、
B’zはその最後のトリとして演奏を任されていました。

 

まぁ、当時は特にB’zのファンでもなかったので、

 

「へぇ〜、B’z出てるじゃん」

 

みたいな軽いノリで見てたんですが、
一曲目を無難に終え次曲に入った瞬間、体に電撃が走りました。

 

「なんだ、この曲・・・」

 

他のアーティストとは明らかに一線を画すパフォーマンス

歌声を奏でるが如く唸る泣きのギタープレイ

魂を揺さぶる圧倒的なヴォーカル

 

そして何より、その歌詞が「今」に訴えかけている・・・!

 

 

・・・あれから10年弱。

 

色々な事があったと思います。

 

もちろん、当時の惨劇に比べればかなり復興は進んでいますが、
それでも、家族や友達を失った悲しみがまだ癒えていない人達も大勢いるはずです。

 

それに私達だって、
たぶん楽しい事より辛い出来事の方が多かったんじゃないでしょうか。

 

「うまくいってるかい?なかなか大変だよな全く」

「誰もが毎日クタクタになってる」

 

みんな何かに苦しんでると思うんです。

 

「どこかであいつがベソかいて」

「どこかでおまえがブッ倒れて」

「どこかでボクがヤケになってる」

「味方がいないと叫んでいる」

 

みんな何かと戦ってると思うんです。

 

でも・・・

 

「BROTHER 生きていくだけだよ」

 

そう、それでも生きていくしかないんです。

 

今、目の前の現実を。

 

だけど、忘れないで。

 

「どうか教えてほしいんだ 苦しい時は苦しいって言ってくれていいんだよ 」

 

直接会えずとも、直接言葉を交わせずとも、
ここにいる時点で私達はみんな仲間、同志なんです。

 

もちろん、

 

「同じ道をゆくわけじゃない」

「それぞれの前にそれぞれの道しかないんだ」

「みんな生まれも育ちも違ってるし ベッタリくっつくのは好きじゃない」

 

これまでも、そしてこれからも、
お互い別々の道を歩んでいくことに変わりはありません。

 

でも、だからこそ

 

「いざという時手をさしのべられるかどうかなんだ」

「道は違っても ひとりきりじゃないんだ」

 

私達には固い「Brotherhood(兄弟の絆)」が、
否、『Enlighterhood(光の絆)』で強く結ばれてるんです。

 

今こうしてお互いに出会えていること、
このご縁そのものがもう奇跡に等しいんですから。

 

だから、これからも上手くやっていこうじゃありませんか。

 

「たまにはしょーもないハナシで盛り上がろう」

「言いたいこと言えるから いつも最後は笑顔で別れられる」

 

たぶん、これからも

 

「ハッピーなNEWS」

「最悪なNEWS」

 

色々な幸福や災難が訪れてくるでしょう。

 

でも、何が起ころうと大丈夫。

 

こうして繋がっている限り、
どんな事でも乗り越えていけますから。

 

「走れなきゃ 歩けばいいんだよ」

 

ゆっくり、だけど一歩ずつ進んでいけば、
最期の最後はきっと笑顔で旅立っていけるはずです。

 

そんな黄金の輝きに満ちた日が来ることを祈って。

 

『We’ll be alright!』

P.S.

再度改めて「Brotherhood」という曲を聴き終わった後、
ある一つの思いが腹の底から湧き上がりました。

 

「自分もこんな仲間と出会いたい!」

 

私自身、決して人間関係に恵まれた方ではありませんでした。

 

確か保育園の頃って、人と喋るのが怖くていつも泣いてましたし、

小学校の頃も、すぐ顔が赤くなって緊張で口がきけなかったし、

中学校の頃は、同級生の友達とすら変に壁を作り、お互いギクシャクしてましたし、

高校の頃なんか、昼休みは机に突っ伏すか、図書館か便所に直行して独り時間を潰し、

大学に至っては、4年間誰一人として友達を作ら(れ)ず、寂しいぼっち生活をエンジョイしてました・・・

 

だから、とにかく「仲間」が欲しかった。

 

それこそ、ベッタリくっつかない付かず離れずの、
だけど、いざという時手を差し伸べてくれる、

 

そんな同志が欲しかったんです。

 

もちろん、今このブログに集ってくれているあなたはその一人ですよ。

 

でも・・・

 

ぶっちゃけた本音を言ってしまえば、

 

もっと肚で語り合いたい

上っ面の損得勘定抜きに付き合いたい

ガチで「ENLIGHT」し合って進化成長していきたい

 

これが正直なところだった・・・。

 

だから、そんな歯がゆい想いを抱えていたからこそ、
以前ご紹介した『ENWRITE-PARTY』という無料コミュニティを作ったんです。

 

それぞれが自分だけのオリジナルのライフスタイルを創り上げていく。

イコール、それは別々の道を歩んでいくという事。

 

でもそれは、必ずしも一人きりで突き進んでいくわけではありません。

 

たとえ、それぞれが進んでいく道は違えど、

たとえ、それぞれが創り上げていくライフスタイルは違えど、

 

『ENWRITE-PARTY』のメンバー達はこのブログ以上に、
より強固な「Enlighterhood(光の絆)」で結ばれていくと確信しています。

 

そんな黄金の輝きに満ちたコミュニティにしていくつもりなので、
もし少しでも興味があれば、ちょこっとでも遊びに来て頂けると嬉しいです。

 

それでは最後までお読み頂きありがとうございました。

ミズキ