どうも、ミズキです。

今回は進撃の巨人のあのキャラに学ぶ使命発掘法についてお話していきます。

■目次

・日々、役割を演じて生きてませんか?
・殻の「役割」を脱ぎ捨て真の『役目』に目覚めよう
・役割(演技)から役目(天命)にシフトする4つの方法
・P.S.ヒストリア(クリスタ)のその後

実は自分、昔から「進撃の巨人」という漫画が大好きで、
最近もアニメ第3期にハマっているんですが、

 

そこに出てくるある人気キャラクターを見て、
これは!と思い記事にしてみました。

 

その人気キャラとは、
ヒストリア・レイス(クリスタ・レンズ)という女の子です。

 

 

この類稀なルックスと超絶優しい性格のおかげで、
仲間たちからは「女神」「神様」「結婚したい」と敬われるのですが、

 

実は彼女には、
もう泣く子も黙るほどの壮絶な過去が隠されていました。

 

母親からは愛されるどころか突き飛ばされたり・・・

まだ幼女にして目の前で自分の母親の喉が切り裂かれたり・・・

あわや生まれのせいで自分も喉を切り裂かれそうになったり・・・

偽名(クリスタ・レンズ)を使わないと殺される事になったり・・・

 

・・・と、まぁ詳しくは原作やアニメを見て欲しいのですが、
こういった悲しすぎる背景もあってヒストリアは

 

「みんなにとって良い子で優しい女の子」

 

といった役割を演じていったのでした。

日々、役割を演じて生きてませんか?

そこで、今回の本題に入っていくわけですが、
私達もヒストリア(クリスタ)のように自分を隠して、
本当の自分ではない何者かになろうとしている事が多々あるんじゃないでしょうか?

 

自宅での自分

学校での自分

職場での自分

家庭での自分

対面での自分

 

おそらく、あらゆる時、あらゆる場所で、
常に一貫した「自分」を持っている人は少ないと思います。

 

少なからず、私達は何かの役割を演じて生きている可能性が高いという事です。

 

勿論、ソレが一概に悪い事だとは断定しませんが、
現代の日本ではその役割演技があまりにも行き過ぎていると思います。

 

「嫌われたくない」

「目立ちたくない」

「虐められたくない」

 

こういったネガティブな気持ちから、
学校や職場で「自分」を殺している人がなんと多いことか・・・。

 

対して、

 

「自分はスゴイ人間だ!」

「こんな事だって出来る!」

「もっと自分を褒めて!」

 

こんな優越感や自己顕示欲に浸りきって、
本当の「自分」を偽っている人もなんと多いことか・・・。

 

まぁ私自身も過去を振り返ってみれば、

 

保育園→泣き虫キャラ

小学校→ガリ勉キャラ

中学校→優等生キャラ

高校→厨二陰キャラ

大学→ぼっちキャラ

 

こんな感じで、
決して「自分」をさらけ出せていませんでした。

 

当時を振り返れば、
暗黙の了解的なスクールカーストみたいなものがあったのか、

 

「どうしてもそれに応じた行動や役割を演じないといけない!」

 

っていう強迫観念に囚われていたんだと思います。

 

(いわゆる上が陽キャ、下が陰キャで階級付けされてる。)

 

今思えば「あぁ下らねぇ〜」って感じなんですが、
そもそも人間に絶対的な価値なんかありません。

 

仮にあるとしても、

 

機能的価値

社会的価値

存在的価値

 

みたいな感じで、
あくまで人間の価値なんてものは人によりけり相対的なものです。

 

まぁ存在的価値はみんな平等でみんなMAXなので、
本質的には全ての人間に価値があるとは思いますが、

(この世に存在していて根本的にダメな人間なんていませんよね?)

 

残念ながら今の日本では機能的、社会的価値ばかりが重視され過ぎています。

 

社長

部長

平社員

 

みたいな感じで、
上の階級であればあるほど偉いみたいに・・・。

 

なんか個人的に嫌いなんです、こういうの。

 

だって、コレって人を人として見てないというか、
人を道具みたいに使えるか使えないかの機能性でしか考えてないじゃないですか?

 

「コイツは使える」

「コイツは使えない」

「コイツは良いヤツ」

「コイツは悪いヤツ」

 

こんな捉え方でしか人間を計れない所に、
本当の意味で真の人間関係は築けないと思います。

 

何か一つでもボタンを掛け違えればそれで即ゲームオーバー。

 

こんな世界に人間関係もクソもないはずですからね。

殻の「役割」を脱ぎ捨て真の『役目』に目覚めよう

だから、これからは皆が皆、上下差別なく、
自分の個性や特色を発揮していくべきなんじゃないでしょうか。

 

少なくとも、自分に合わない窮屈な役割を演じて生きていくのは止めるべきです。

 

自分が「自分」として自由に生きていくためにも。

己の内に秘められた無限の可能性を開いてくためにも。

 

その上で、社会的な役割を担って生きていくのであれば結構。

 

あ、正確には「役割」ではなく、
元々の性分に合った『役目』を果たしていくという表現が適切でしょうか。

 

「役割(演技)」→無理矢理、強制的、ネガティブ

『役目(天命)』→自然、自発的、ポジティブ

 

この『役目』というものは、
生まれる前に予め授けられたものとされていて、

(だから天命とも呼ばれます。)

 

そのお役目(天命)に従って生きていくと、
自然と状況が好天していくと言われています。

 

それもそのはず、お役目や天命に目覚めるという事は、
無理に役割を演じていたエゴ的なマイナスエネルギーではなく、
己の魂や真我といった本当の自分が覚醒した状態に他ならないからです。

(いわゆる才能に目覚めた悟りの境地ってやつですね。)

 

そこで是非、あなたにも役目(天命)に目覚めてもらって、
真に自由で幸せなライフスタイルを送って欲しいので、
そのための具体的な方法を4つご紹介していきたいと思います。

役割(演技)から役目(天命)にシフトする4つの方法

その主な方法としては、以下4つが挙げられます。

 

  1. 役割(演技)に気付き、自己観察する
  2. 自分の好きな事や得意な事を見つける
  3. 他人の良い所、凄い点を挙げてみる
  4. 苦悩、克服してきた事から天命を見い出す
1.役割(演技)に気付き、自己観察する事

これは極めてシンプルな方法です。

 

自分が何か役割や演技に没頭している事に気付く。

 

コレだけです。

 

けれども、侮るなかれ、
この方法だけでもかなりの効果を発揮する事はお約束します。

 

というのも、この自己観察法は、
あのお釈迦様が悟りを開くために実践していた方法とされていて、
ヴィパッサナー瞑想として確立されている方法の一部を汲み取っているからです。

(ヴィパッサナー瞑想自体は無料プレゼントの方で詳しく解説してるので是非。)

 

「あ、今自分は役割を演じているな・・・」

 

こう気付いただけでも無意識的なエゴ(自我)の術中から逃れているので、
意識的にこの自己観察を続けていけば、
自然と下らない役割から解放されていくはずです。

2.自分の好きな事や得意な事を見つける

その上で次に行って欲しいのが、
自分が今まで生きてきた過去を振り返り、
そこから自分の役目や天命になりうるものをあぶり出していく事です。

 

具体的には、

 

  • 今まで夢中になったもの、お金や時間を投じてきたものは何か?
  • ついつい時間を忘れてやってしまう事、長年続けてきた事は何か?
  • 過去、自分が輝いていた瞬間、多くの人に頼られた時は何だったか?

 

このような質問に答えていく事で、
自分のお役目や天命が見つけ易くなります。

 

そもそも役目や天命というものは、
自分の好きな事や得意な事に起因しているのが大半なので、
そこを重点的にあぶり出していけば薄っすらとでも見えてくるはずです。

(私で言えば、文章を書く事とか歌う事、つまり何かを表現する事ですね。)

3.他人の良い所、凄い点を挙げてみる

ただ、先程の3つの質問に上手く答えられなかったり、
自分の好きな事や得意な事がイマイチはっきりしない時は、

 

身近な人や尊敬できる人を5人ほどピックアップして、
その人達の良い所や凄いと思える点を挙げてみて下さい。

 

きっと、そこで見つかったものが、
実は自分の中にも眠っていたものだった事に気付くはずですよ。

 

そもそも、自分が他人に見い出すものは、
少なからず自分にもその要素が隠されている事が大半です。

 

他人の嫌な所が頻繁に目につくのは、
自分にもその同じ嫌な部分があるからこそ反応してしまうものですし、

 

逆に、他人の良い点を賞賛できるのは、
自分にもその同じ良い点があるからこそ出来るものです。

(これは「鏡の法則」とか「投影の法則」と呼ばれています。)

 

億万長者の人を見て素直に凄いなぁ、単純に良いなぁと思えるのは、
自分にもそうなれる「芽」を持っているからこそ、そう思えるのです。

(普通の人達は、汚い嫉妬の気持ちや羨望の眼差しばかりで終わってます 笑)

 

つまり、「自分は他人、他人は自分」という事ですね。

(あれ、この話どこかでしたような・・・)

>(図解)鋼の錬金術師に学ぶ『一は全、全は一』の真の意味で悟ってみる

 

なので、どうしても自分の長所や天命がはっきりしない時、
まずは他人の素晴らしい所を探してみるのをお勧めします。

4.苦悩、克服してきた事から天命を見い出す

これはさっきまでの方法とは真逆に位置するものかもしれませんが、
今まで自分が苦しんできた事、悩んできた体験が、
実は自分のお役目や天命のために必要なものだったという事が良くあります。

 

まさに「逆境は神の恩寵的試練なり」ってやつです。

 

例えば、私の場合、
昔から人と話したり関わったりするのがメチャクチャ苦手でした。

(すぐ顔が真っ赤になって、うわリンゴ病だ!って馬鹿にされるほど 笑)

 

なんか人と話す時ってどうしても相手の気持ちを考えすぎて、
何を話せば良いのか、何が最善手なのか分からなくなるんですよね。

(それで後から「ああすれば良かったぁぁぁ」と枕に顔をうずめる日々。)

 

だから親友や恋人なんか全く出来ませんでしたし、
ずっと家の中で一人孤独にゲームしてました・・・。

 

でも今になって思えば、
別にそれでも良かったんだって心の底から言えます。

 

だってその分、そういったコミュ障的な人達の気持ちが良く分かるし、
何より人の気持ちをメチャクチャ考えすぎる性格だからこそ、

 

「この文章はどう思われるかなぁ」

「この単語を使うと分かり易くなるかも」

「この表現は読者の反感を買うからやめとこ」

 

といった風に、
今こうして人の心に響き得るような文章を書けているんです。

(実際に響いているかは別として・・・笑)

 

だから、是非あなたも苦悩してきた事や、
理不尽な出来事を自らの天命に転化していって下さい。

(というか、そうすべきです。)

 

具体的には、

 

  1. 自分の悩んできた事、苦しんできた事は何か?
  2. その中で乗り越えてきたもの、克服してきたものは何か?
  3. その体験が人の役に立つとしたらどうなるか?

 

上記3ステップをクリアしていけば、
自分のお役目や天命が見つかってくるはずです。

 

もっと言えば、

 

この4番で見つかったもの(天の才能)と、
2、3番で見つかったもの(地の才能)が一致するものであれば、
それは間違いなくあなただけのお役目、天命に他なりません。

 

自分の好きな事や得意な事に、
それを裏付ける確かなストーリー性が加えられれば、
もうそれは誰にもパクられない自分だけの強みと言えるからです。

 

ソレが見つかれば、もう後はシメたもの。

 

あとは、そこで見つけたお役目や天命をきっちり果たすべく、
ひたすらその刃を研ぎ澄ましていくのみです。

 

役割(演技)から役目(天命)へ。

 

是非、真に自分らしく自由な人生を歩んでいけるよう精進していきましょう!

P.S.ヒストリア(クリスタ)のその後

ちなみに、冒頭で紹介した「進撃の巨人」のヒストリアは、
最終的に天使キャラを脱却し、自称悪魔キャラに一旦成り下がります 笑

 

こんな感じで、彼女は自らの役割を脱ぎ捨てるものの、
幸か不幸か、今度は一国の女王として生きていく事に・・・。

 

 

ただ、あくまでそれは建て前だけの仮姿で、
主には「牛飼いの女神」として孤児達のお世話をしていくんですけどね。

 

 

かつて親に見捨てられ孤児だったヒストリアにとっては、
これこそが本当にやりたい事だったそうなので、

 

それこそ、生まれながらの理不尽(天の才能)を、
元来の天使的な性格(地の才能)で天命に調和している点として、
まさにヒストリアは今回の話にぴったりだなぁと思いました。

 

・・・ただ実は今、原作の漫画の方ではヒストリアが「ヤバイ」事になっていて、
まだまだ彼女には乗り越えなければならない残酷な壁が待ち構えているようです。。。

 

でも、彼女にそんな残酷な理不尽が幾度も降りかかってくるのは、
ヒストリア自身が真に強い女性だからこその試練だと思うので、
きっと何やかんやで何とかなるはず・・・です。

(エレン何とかしてくれ〜!)

 

それでは、最後までお読み頂きありがとうございました!

ミズキ

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